学級閉鎖でも使える子の看護等休暇|対象・日数・給与の確認メモ

感染症による学級閉鎖は、子ども自身が元気でも子の看護等休暇の対象になります。小学校3年生修了までの対象年齢、人数に応じた取得日数、会社ごとに確認が必要な給与の扱いを整理。派遣で働く方が担当者に理由と日時を伝えられる相談メモと、申出前の確認項目を紹介します。

学級閉鎖でも使える子の看護等休暇|対象・日数・給与の確認メモ

感染症による学級閉鎖で子どもの世話が必要なときは、子ども自身が病気でなくても「子の看護等休暇」の対象になります。2025年4月1日から対象が広がり、小学校3年生修了までの子を育てる方が利用できる制度になりました。

急な学校からの連絡に「仕事をどう調整すればよいか」と迷う前に、対象となる理由、残り日数、給与の扱いを分けて確認しましょう。この記事では制度の基本と、担当者に伝えるための相談メモを紹介します。

出典:厚生労働省「子の看護等休暇」(2026年10月2日確認)

この記事でわかること

  • 学級閉鎖や学校行事が対象になる範囲
  • 子の年齢・人数と取得日数の確認方法
  • 給与の扱いと、相談前に用意する情報

1. 病気の看護以外にも使える場面がある

休む理由を「子どもの用事」でまとめず、何のための休暇かを具体的に伝えましょう。2025年4月1日施行の見直しで、感染症に伴う学級閉鎖等への対応や、入園・入学式、卒園式への参加が取得理由に加わりました。

  • 看護:病気やけがをした子の世話
  • 予防:子の予防接種や健康診断
  • 学級閉鎖等:感染症に伴う休校などで必要になる子の世話
  • 行事:子の入園式・入学式・卒園式への参加

出典:厚生労働省「子の看護等休暇」取得事由・施行日

「学校が休みならどの理由でも同じ」とは考えないことが大切です。学校からの連絡で、休みになる理由と期間を確認してください。行事の場合も、名称と開催日をそのまま伝えると、制度に当てはまるか確認しやすくなります。

2. 対象年齢と日数は、子どもの人数と合わせて確認する

法定の日数は、対象となる子が1人なら1年度に5日、2人以上なら10日です。対象年齢は小学校3年生修了まで。1日単位だけでなく、時間単位で取得する仕組みもあります。

出典:厚生労働省「子の看護等休暇」対象年齢・取得日数

たとえば、小学校2年生と未就学の子を養育している場合、対象の子は2人です。「子どもがいる人数」と「対象年齢に入る人数」を分け、会社が管理している取得済みの日数・時間と照らし合わせましょう。ここでの家族構成は説明用の仮の例で、実際のスタッフの事例ではありません。

日々雇用される労働者は対象外です。また、週の所定労働日数が2日以下の方は、労使協定により対象外となる場合があります。「週2日だから一律に使えない」と自己判断せず、契約上の労働日数と協定の有無を確認してください。

出典:厚生労働省「子の看護等休暇」対象労働者

担当者と確認する3項目

  • 対象:子の学年・年齢と、対象となる子の人数
  • 残り:管理する年度の区切りと、取得済みの日数・時間
  • 取り方:希望する日・時間帯での申出方法

手元のメモと会社の記録が違う場合は、いつ取得した分かを一緒に確認しましょう。時間で取った分を自己流で日数へ換算せず、管理方法を聞いておくと次の申出も整理しやすくなります。

3. 休暇を取れることと、給与が出ることは分けて考える

子の看護等休暇中に給与が支払われるかは、会社の定めによります。制度の対象であることだけで、有給になるとは判断できません。休暇の申出と合わせて、就業規則などの該当部分を確認してください。

出典:厚生労働省「子の看護等休暇」給与の有無

確認するときは「休めますか」に加え、「この休暇を利用した時間の給与はどう扱われますか」と聞くと、質問が明確になります。大桜アネシスの個別の賃金取扱いをこの記事で一律にお約束するものではありません。

給与への影響が気になる場合も、まず必要な休暇の日程と制度上の対象を確認しましょう。勤務の予定を変えられるか、ほかに相談したい点は何かを整理して、担当者と話し合ってください。

4. 急な連絡に備えて、相談メモを作っておく

連絡では「理由・必要な日時・未確認の点」の順に伝えると、話を整理できます。緊急の場合は口頭で申し出て、書面を後から提出する方法も可能と厚生労働省が案内しています。社内の様式や提出先も確認しましょう。

出典:厚生労働省「子の看護等休暇」手続き方法

コピーして使える相談メモ

子の学年・年齢:____。休暇の理由:____。必要な日・時間帯:____。学校等から案内された期間:____。確認したいこと:残り日数・給与の扱い・申出先・必要書類。

派遣で働く方は、派遣会社の担当者に制度の相談をし、職場への勤務連絡の方法も確かめておくと安心です。連絡先が複数ある場合は、誰に何を伝えるかをメモしておきましょう。これは連絡を整理するための実務上の提案です。

企業の担当者も、相談を受ける窓口と現場への連絡手順をあらかじめ共有しておくと、急な申出の際に確認が進めやすくなります。

よくある質問

Q. 子どもが元気でも、学級閉鎖なら使えますか?

A. 感染症に伴う学級閉鎖等で対象年齢の子の世話が必要なら、子自身が感染していなくても対象になります。対象者の条件や残り日数も確認してください。

Q. 小学生になったら対象外ですか?

A. 小学校3年生修了までは対象です。2025年4月1日から範囲が広がりました。以前の案内だけで判断せず、現在の規定を確認しましょう。

Q. 利用した日は給与が支払われますか?

A. 会社の定めによります。有給か無給かを、休暇の取得条件とは別に担当者へ確認してください。

まとめ

  • 学級閉鎖は、感染症に伴うものかと世話の必要性を確認する
  • 対象年齢は小学校3年生修了までで、人数により日数が変わる
  • 休暇中の給与は会社の定めを確認する
  • 理由・日時・不明点をメモし、連絡先を事前に確かめる
2026年10月2日に確認した公式情報をもとに整理しています。制度の詳細や適用条件は個別の状況により異なります。最新の情報は厚生労働省の公式情報をご確認ください。

大桜アネシスでは、職場ごとに専任担当者を配置し、仕事・人間関係・生活の相談に対応しています。就業中の方は担当者へ、これから仕事を探す方はお問い合わせフォーム、または0120-60-1418(平日9:00〜18:00)へご相談ください。確認メモの分かる項目からお伝えいただけます。